来日中のチベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ(Dalai Lama, ཏཱ་ལའི་བླ
་མ)་14世は11月3日、日本外国人特派員協会で記者会見し、 チベット・中国の関係について、「これまでの対話路線が成果を上げなかったことを反省している」とした上で、「自分はチベットの独立分離を求めているのではなく、チベットの言語、文化を尊重することを求めている」と強調した。
今月末には日本、インド、アメリカ、オーストラリアなどの支援者が出席する会議がインドで開催される予定だが、今後の運動方針については会議の出席者の声に耳を傾けて判断したいと語った。
ただ、中国内部に現実主義者が増えていることにに触れ、先行きに悲観していないことも、示唆した。
温暖化問題についても言及、「私達が自然をコントロールするのではなく、自然の力は強いということを忘れてはならない」と語った。 (堀尾 藍, AI HORIO)
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