3月11(火)から16日(日)まで、パレスチナのハートアートプロジェクト主催による「ガザの子どもたちの作品展-ガザの現状報告」が開催され、ガザに居住する子ども達の作品約300点が展示された(於:ユニコムプラザさがみはら)。
同団体を主宰する上條陽子氏は、アクリル画家であり、レバノンに居住するパレスチナ難民に対し、長年、美術の授業を実施してきた。本展示品は、昨年の9月に初めてパレスチナのガザを訪問し、5日間、約300人の難民キャンプの子ども達に絵画指導をした時の作品を展示したものである。
上條氏は「ガザはトイレも不衛生のため、子ども達が可哀相だった。しかし、絵を描くことで子ども達はとっても眼を輝かせていた」という。私達は、難民の生活に対し、暗く、活気がない、と固定観念を抱くが、三世代も続くパレスチナ難民の生活は、他の難民とは異なる。家はテントではなく、コンクリート製の少し簡素な建物となり、そこで大家族が共に生活をする。上條氏は、「ガザのパレスチナ難民はキャンプ内を移動する際はバスを利用しており、その車内では子ども達がいつも元気いっぱいに踊っていた」という。
同団体を主宰する上條陽子氏は、アクリル画家であり、レバノンに居住するパレスチナ難民に対し、長年、美術の授業を実施してきた。本展示品は、昨年の9月に初めてパレスチナのガザを訪問し、5日間、約300人の難民キャンプの子ども達に絵画指導をした時の作品を展示したものである。
上條氏は「ガザはトイレも不衛生のため、子ども達が可哀相だった。しかし、絵を描くことで子ども達はとっても眼を輝かせていた」という。私達は、難民の生活に対し、暗く、活気がない、と固定観念を抱くが、三世代も続くパレスチナ難民の生活は、他の難民とは異なる。家はテントではなく、コンクリート製の少し簡素な建物となり、そこで大家族が共に生活をする。上條氏は、「ガザのパレスチナ難民はキャンプ内を移動する際はバスを利用しており、その車内では子ども達がいつも元気いっぱいに踊っていた」という。
いつかドイツのように大きな壁が撤去され、ガザの子ども達が心から笑顔になれる日を期待したい(堀尾 藍)。
(写真1)ガザの子どもの達による作品。明るい色使いが印象的。
(写真3)風刺画を主とするパレスチナ人画家の作品
(写真4)「パレスチナのハートアートプロジェクト」の主宰で
ある画家の上條陽子氏。「パレスチナに最初に興味を抱
いたきっかけは高校時代のクラス名がパレスチナだった
から」だという。
ある画家の上條陽子氏。「パレスチナに最初に興味を抱
いたきっかけは高校時代のクラス名がパレスチナだった
から」だという。
*同絵画展は「パレスチナのハートアートプロジェクト」を主催とし、NPO「パレスチナ子どものキャンペーン」を共催として開催された。
*画像をクリックすると拡大されます。
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